山本石材店のお墓のコラム
津幡町の墓地の選び方|主な5か所の違いと町営墓地の申し込み条件
津幡町で墓地を探す方へ。主な5か所の違い、町営墓地の申し込み条件と流れ、現地で見ておきたい点をまとめました。
津幡町で墓地を探すときは、まず「町内に引き続き1年以上住んでいるか」を確認すると、候補を絞りやすくなります。町営の鷹の松墓地公園・鷹の松南墓地公園は原則として町内在住者が対象で、町が販売を案内しているのは、以前の使用者から返還された区画です。一方、民営の加茂みどりの墓地と町内会の加茂墓地は、お住まいによる申し込みの制限がありません。
この記事では、津幡町の主な5つの墓地の違いと、申し込み前の条件、申請の流れ、現地で見ておきたい点をまとめます。町営墓地の制度と使用料は、2026年11月5日に津幡町の公式ページと条例・規則の原文で確認した内容です。変更されることがありますので、申し込みの前に窓口でもご確認ください。
津幡町の主な墓地5か所
当社で情報を掲載している津幡町の墓地は、次の5か所です。各墓地の詳しい情報は津幡町の墓地情報ページにまとめています。
- 鷹の松墓地公園(町営):区画は2m×2m、2m×3m、3m×4m。永代使用料は21万~100万円で、ブロックごとに異なります。管理料は年1,500円です。
- 鷹の松南墓地公園(町営):区画は2m×2m、2m×3m。永代使用料は33万円、55万円です。管理料は年1,500円です。
- 加茂みどりの墓地(民営):区画は1.3m×1.5m、1.5m×1.5m、1.5m×1.8m。永代使用料は198,000~268,000円、管理料は年3,000円です。宗旨・宗派は問いません。
- 宗林寺潟端金剛墓苑(民営):区画は1.3m×1.5m。永代使用料は490,000円で、別途、永代管理料が150,000円かかります。
- 加茂墓地(町内会):区画は2m×2mから。永代使用料は200,000円から、管理料は年1,500円です。空き状況は当社へお問い合わせください。
民営・町内会の墓地の金額は、当社の墓地情報ページに掲載している内容です。最新の条件は、お申し込みの前にご確認ください。
町営墓地で最初に確認したい2つの条件
町内に引き続き1年以上住んでいるか
津幡町墓地公園条例では、墓地施設を使う人は町内に住所がある人と定められています。さらに施行規則で、申請の日までに町内に引き続き1年以上居住していることが条件とされています。転入して間もない方は、居住期間の数え方を生活環境課へ確認しておくと安心です。
希望する区画に空きがあるか
町が販売を案内しているのは、町へ返還された区画です。2026年8月19日更新の町のページでは、鷹の松墓地公園のC3ブロック(2m×2m、23万円)に2区画が掲載され、鷹の松南墓地公園に販売中の区画はありませんでした。空きは変わるため、最新の状況は町へお電話でご確認ください。
墓地を選ぶときの8つの視点
管理者の種類を確認する
津幡町の5か所は、町が管理する町営墓地、民営墓地、町内会の墓地に分かれます。町営墓地は、使用の資格や料金、工事の手続きが条例と規則で定められています。民営墓地と町内会の墓地は、墓地ごとに条件が異なり、独自の規則がある場合もあります。まず管理者の種類を確かめると、どこに何を確認すればよいかが分かります。
返還区画か、未使用の区画か
返還区画は、以前の使用者が改葬などで町へ返した区画です。町営墓地の返還区画は現状での販売のため、区画の状態を見てから申請します。一方、加茂みどりの墓地には未使用の区画があります。販売中の区画を確認して比べましょう。
宗派の条件と檀家になる必要性
町営墓地の条例と施行規則には、宗派や檀家を条件とする定めはありません(2026年11月5日確認)。加茂みどりの墓地も、宗旨・宗派を問いません。加茂墓地と宗林寺潟端金剛墓苑は、宗派の条件がなく、檀家になる必要もありません。ただし、宗林寺潟端金剛墓苑では、建立時に宗林寺様へのお布施が必要です。別のお寺様にお参りを依頼する場合は、そちらへのお布施も別途必要です。
総額で比べる
永代使用料だけでなく、管理料と、墓石・基礎・外柵などの工事費を合わせて比べましょう。町営墓地では、管理料3年分の4,500円をまとめて納めます。宗林寺潟端金剛墓苑のように、永代管理料が別にかかる墓地もあります。
区画の広さと建てたいお墓が合うか
2m×2mの区画は4㎡、1.3m×1.5mの区画は1.95㎡で、広さに約2倍の差があります。外柵や墓誌を設けるか、和型か洋型かによって、必要な広さは変わります。なお、当社の経験では、2m×2mであれば広さが問題になることは少なく、希望の形が収まらず設計を変えた事例はあまりありません。形の例はお墓のラインナップでご覧いただけます。
建立の期限と工事の条件
加茂みどりの墓地は、使用許可日から3年以内に墓碑を建てる条件があります。また、宗林寺潟端金剛墓苑の施工は、当社を含む指定石材店に限られます。
当社では、お墓の完成までお時間をいただくことがあります。半年以上先の納期でのご依頼もいただいていることに加え、手間をかけてでも、こだわりの施工を大切にしているためです。完成までの期間は、時期や墓地の場所によって変わります。
入荷した石材は当社の厳しい基準で検品し、基準に満たないものは再輸入や当社での再加工を行います。まれに入荷不良が2度、3度と重なり、半年以上かかったこともあります。検品については山本石材店のこだわり(検品体制)をご覧ください。また、雪や雨などの悪天候では工事ができず、時間がかかりやすくなります。
四十九日までの建立は時間の面で厳しいことが多いため、お盆や一周忌までなどを目安に、早めにご相談ください。
アクセスのしやすさ
当社にご相談いただく方には、ご自宅からのアクセスのしやすさで迷われる方がいます。これから通い続ける場所になるため、ご自宅から実際に向かい、かかる時間や道路の走りやすさを確かめましょう。
車でお参りする場合は、駐車場の広さと、区画までの距離も確認します。鷹の松墓地公園の駐車区画は15~20弱、鷹の松南墓地公園は15弱ほどです。鷹の松墓地公園では、区画の場所によって駐車場から50m以上歩く場合があります。加茂みどりの墓地と加茂墓地は、国道8号の緑が丘交差点の近くにあります。加茂墓地と宗林寺潟端金剛墓苑には駐車場があります。
将来、お墓を継ぐ人がいるか
町営の一般墓地では、使用者が亡くなった後5年以内に承継する人がいない場合、使用権が消滅すると定められています。使用者が町外へ転居する場合は、町内の代理人を定めて届け出る必要があります。誰が受け継ぐかを、ご家族で話し合っておくと安心です。
鷹の松墓地公園に申し込むまでの流れ

- 空き区画を確認する:町の「返還墓地の販売について」のページで、販売区画図と販売区画詳細を確認します。最新の状況は生活環境課(076-288-6701)へお問い合わせください。
- 現地を見る:返還区画は現状での販売です。町も、現地を確認してから申請するよう案内しています。
- 窓口で申請する:一般墓地使用許可申請書と、本籍が記載された住民票の謄本を用意します。受付は窓口のみで、電話予約や郵送はできません。
- 使用料と管理料を納める:使用料は使用許可の際に全額を納めます。申し込み後のキャンセルは原則できません。
- 工事の届出をする:墓碑を建てるときは、着工の7日前までに施工届と墓碑等設計図を提出し、承認を受けます。工事後は町職員の確認を受けます。
申請の詳しい条件は、津幡町「返還墓地の販売について」、津幡町「墓地」、津幡町墓地公園条例、同施行規則でご確認いただけます。
申し込み前に現地で見ておきたい点

区画の状態
当社が現地で見ているのは、隣地との境界の状態、境界のコンクリートの状態、通路の水たまりの有無です。図面や写真だけでは分かりにくいため、購入前に実物を確認しましょう。
鷹の松墓地公園では、境界のコンクリートの折れや沈下を実際に確認したことがあります。当社では、とくに状態がひどいエリアを希望された方には、別の区画や別の墓地をお勧めしました。軽度の場合は、基礎工事の施工で対応しました。状態は区画ごとに異なるため、同じ墓地でも一律には判断できません。当社の基礎工事については山本石材店のこだわりをご覧ください。
建てられるお墓の条件
町営の一般墓地には、次のような決まりがあります。
- 区画を囲う囲障は、石やコンクリートなど恒久的な素材にする
- 墓碑は原則として1基とする
- 台石の背面を区画の背面の境界線と平行にし、30cm以上離す
- 墓碑の周囲に植える木は、つつじなどの低木に限る
区画のまわりの環境
通路の段差、水道やごみ捨て場の位置、陽当たり、落ち葉の様子は、地図だけでは分かりません。ご家族でお参りする場面を考えて、実際に歩いて確かめましょう。
よくある質問
Q. 津幡町で公営墓地を申し込むにはどうすればよいですか?
A. 町の「返還墓地の販売について」で販売区画を確認し、現地を見たうえで、役場の生活環境課の窓口で申請します。電話予約や郵送での申し込みはできません。
Q. 町外に住んでいても鷹の松墓地公園を買えますか?
A. 条例上は、町内に引き続き1年以上居住している方が原則です。町長が特別の理由があると認めたときは町外の方も使用でき、その場合の使用料は3割増です。ご自身が対象になるかは、申請前に生活環境課へお尋ねください。
Q. 檀家にならなければ、お墓を建てられませんか?
A. 町営墓地の条例と施行規則に、檀家になることを条件とする定めはありません。加茂墓地と宗林寺潟端金剛墓苑も、檀家になる必要はありません。加茂みどりの墓地は宗旨・宗派を問いません。条件は変わることがありますので、申し込みの前にご確認ください。
墓地選びに迷ったら、現地案内をご利用ください
山本石材店は、1927年の創業以来、津幡町を中心にお墓づくりに携わってきました。墓地がまだ決まっていない段階でも、ご要望に合わせて墓地をご紹介し、現地へのご案内も承っています。進め方はお墓づくりの流れをご覧ください。
「どの墓地が合うか分からない」「町営墓地の条件に当てはまるか確認したい」といった段階でも構いません。お問い合わせフォーム、またはお電話(076-289-2218)でお気軽にご相談ください。
