基礎工事

令和6年能登半島地震によってズレが生じたお墓の多くは耐震ボンド施工ではありませんでしたが、
基礎が不十分なお墓はより被害が大きい傾向にあることが分かりました。

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  転圧

  元地盤に砕石を敷き、ランマーやコンパクターを使用して締め固めます。これから重量物が据え付けられていくので、事前に締めておくことが大切です。

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  鉄筋

  当社では、13mm径の異形鉄筋を標準仕様としています。コンクリートは圧縮力に強いですが引張力には弱いので、これを補う為に鉄筋を使用します。

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  打設

  現場手練りでは品質が劣るため、工場で配合した生コンクリートを打設します。気温に応じてセメントの種類変更や、養生方法について検討します。

耐震ボンド施工

令和6年能登半島地震で最大震度７を観測した志賀町ですが、平成16年に施工させていただいたお客様のお墓は全くの無傷でした。
墓石用ボンドには、効力を発揮するための正しい使用量・施工方法があります。
都市部で行われるセミナー等に積極的に参加し、施工に活かしています。

外柵内側のステンレス金具

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  L型ステンレス金具

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  従来型

コーナー部分には外柵の外れ防止として、L型金具をウェッジ式アンカーで留めています。
最新形状のものは従来型より強度が3倍（メーカー公称）となっています。

自社設計

当社では外部に発注することなくCADを使って設計しており、打ち合わせでお聞きしたお客様のご要望を直接反映させることができます。
現場施工も熟知した者による設計なので、強度面や施工時のポイント等を踏まえた構造にできます。

検品体制

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  山キズ

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  磨き残し

入荷時に、山キズや欠け、刃キズ、研磨不十分な箇所などがないかを検品します。当社基準に満たないものは当社太田工場で再加工、もしくは再輸入となります。人間の目によるものなので100%ではありませんが、できる限り見つけられるように努めております。

お墓に適した石種のご提案

硬く、吸水性が低く、変色の少ない石がお墓に適していると考えます。
数百種類の取り扱いがございますが、長年の経験から特に良質な4種をご紹介いたします。

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  天山石特級 「銀剛」
  （佐賀県産）

  特有の青みが墓地で目を引きます。石川県ではあまり使われてこなかった天山石ですが、当社では取り扱い実績20年以上です。

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  アーバングレー
  （インド産）

  硬さや吸水性に優れていながら価格とのバランスが良く、輸入材の中で最もお選びいただいている石です。

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  シルバーグレー
  （インド産）

  アーバングレーの丁場内ごく一部（全体の1％以下）で採れる、目の細かい石です。

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  M-1
  （インド産）

  経年変化の少ない石です。他の緑系と比べて、より美しい緑と濃い黒が特徴です。